2016年4月28日木曜日

アラビア語

 アラブ世界の中でも、湾岸諸国は少し特殊な環境にあり、アラビア語が一切分からなくても生活することができる。

 大きなショッピングモールで働いているのはフィリピン人やインド人。彼らとのやり取りは英語。アラビア語を全く知らない店員も少なくない。現地ローカルが買い物のために英語を学ばなくてはならないと揶揄されるほど。

 では、仕事ではどうか。こちらも企業なら同僚は外国人だらけなのでアラビア語よりも英語が共通語になる。(参考までに政府内では書類のやり時は全てアラビア語であるが、よほど特殊技能を持っているといった場合をのぞいて、日本人が政府機関で雇用される可能性は殆どない。同じ能力ならより安く使えるインド人を、アラビア語能力を重視するならネイティブであるエジプト人やスーダン人を採用する方がメリットがあるため。)

 ドバイなどに憧れてやってくる日本人が後を絶たない。
 無論、何処に住んで何をしようと個人の勝手だ。
 とはいえ、その大半は勝手に「夢破れて」手のひらを返したようにネガキャンを繰り広げるというパターンだから呆れる。

 残念ながら、そうやって湾岸へやってくる日本人は、就労に際しての要件を満たしていない人が殆どである。冒頭に戻るが、アラビア語は出来なくても全く問題ない。英語が出来て、(ここが肝要なのだが)他国出稼ぎと張り合っても負けないだけの技能と経験を持っていれば、仕事を見つけることは難しいことではない。ただし、日本で同じ仕事をするのに比べて格段に安い賃金と、けして良いとはいえない住居環境に甘んじることができれば、の話だが。

ビザ更新

 妻の滞在ビザ、すなわち家族ビザの更新のためにイミグレーションオフィスへ。

 初年度が5年、その後は3年、3年ときたのだが、今年は2年しか貰えなかった。どうやら制度が変わって家族ビザは2年しか出ないことになったらしい。職場からは3年分の申請をするための保証書を作ってもらったのだが、効力はなかった。

 外国人という立場は、常にビザ取得の不安がつきまとう。
 ましてスポンサー制度が軸となる湾岸諸国では、いつ突然切られるかわからない。

 常に異邦人としての危うい立ち位置を意識しながら暮らす。まぁ、それも悪いことばかりではないと思っている。気持ちを旅人のごとく保っていられるのなら、どこに居ても生きていける。

2016年4月26日火曜日

【雑感】独り言

 手に入れた知識をひけらかして、自分は無敵だと思い込むのは若い人の特権の一つだろう。

 だが、それはとうの昔に先人たちが見つけ出したものの欠片にすぎない。

 知識とは、経験という箱があって、初めて形を成す。

 まぁ、それが解る頃には既にそれなりに年輪を重ねた後なのだが。

2016年4月25日月曜日

夏が来る

 昨日は食料の買い出し。
 オマーン産のスイカが安かった(70円/kg)ので買ってみた。
 本当に中心部の僅かなところだけが甘くて、あとはひたすら水っぽかった。でも、夏な気分にはなれたかな。
 今日の予報は最高気温40度。火曜日辺りには45度までいきそうだ。

 長い長い湾岸の夏が来る。

 そんな灼熱の季節を避けるように例年ならラマダン最終週に帰省する嫁さんを連れてタイへ行くのだが、今年は諸々あってハッジ休みまで延期しようかと考えている。嫁さんを実家まで送って、犠牲祭を済ませたらそのまま日本へ。9月下旬頃になりそうかな。どのくらい休めるか分からないけど、その頃まだカタル航空が関空線を再開していなかったら羽田か成田へ飛ぶことも考えている。

 あるいはアジアの何処かを経由して、まだ訪れたことのない土地に踏み入れるのも面白いかもしれない。

2016年4月20日水曜日

サービスの意味

 去年買い換えたばかりのオーブンが壊れた。
 休暇で日本へ向かう直前だったこともあり、そのままにしてあったが、さすがに妻が不便だとぼやくので修理に出した。

 当初は修理専門の業者を探していたが、あいにくアパートの周辺ではそういった店が見つからず、また同僚などに聞いてみても今一つ情報が得られないままだった。
 そういった店を先ず探したのは、正規の修理に持ち込むより安くつくだろうと考えたからだが、探しまわる労力を考えたら割にあわない気もしてきた。

 日本のように、購入した店で修理の取次ぎをしてもらえることは少ない。結局、メーカーの正規サービスセンターを探し出して持ち込んだ。
 買ってまだ1年も経っていないが、領収書を紛失したため保証無しの扱い。
 にもかかわらず、担当者は工賃の50リヤルだけを受け取り、交換部品(タイマーがいかれていたらしい)の代金は要らないという。

 妻は「今度何か家電を買うときはこのメーカーにしましょうよ」とごきげんだった(笑

 そう、こういうちょっとした対応が客に与える印象を大きく左右する。初めての客なら尚更だ。インド人と思われる担当者はその辺りをちゃんと心得ていた。