2018年1月22日月曜日

自給自足


 昨年6月の断交以降、それまでサウジを経由して陸路で運ばれていた食料品の多くが店頭から消えた。
 もっとも打撃を受けたのはサウジ製が大勢を占めていた乳製品と、UAE産が多かった卵。いずれも当初はトルコなどから緊急輸入することでカバーしていたが、輸送の距離などからどうしても日付が古く、また空輸コストが上乗せされるために割高になってしまっていた。

 去年の暮れにまずは乳製品に国産品が登場した。それまでも僅かな量だが国産メーカーの商品は並んでいた。ただ味などでどうしてもサウジ産に負けていた。そこへ、牛を国外から4000頭輸入して、味でも差のない国産商品が店頭に並んだ。当初は高い値付だったが、販売が伸びるに連れて値引きが行われ、今月はとうとう以前のサウジ産と大差ないところまで落ち着いてきた。

 更に卵も国産品が大量に出回るようになった。先週スーパーで買った卵は、生産から3日ほどしか経っていない新鮮なもので、かつ値段もそれまでのUAE産に比べても格安に設定されていた。野菜なども消費が増えるに連れて徐々に値が下がり始めている。

 断交自体はまだまだ出口が見えないままだ。